如是我聞

またまた個人的な話です。

最近、私の勤める会社で不祥事が続いています。新聞等でも報道されました。

一応、社会的な自覚をしなければならない会社で、社会的責任も重い会社なのですが、末期症状なのか、将来性がないと悲観しているせいなのか、こうも、不祥事が続くと、気が重くなります。

職場で気が重く、家庭で気が重く、遊びのはずの飲み屋でも気が重く、どうもこの世に逃げ場がなく、梅田望夫さんがご指摘された如く、サイバーの世界で、自分の分身と会うしかないような気になってきました。

それではいけないのですが…。

先日、ラジオを聴いていたら、今はときめくイーウーマン代表の佐々木かおりさんと、ワタミ・グループ総帥の渡辺美樹さんが出てきて、「自分力」を高めるための自己改革講座めいた対談をやっていたのです。

佐々木さんは「最近、私のお気に入りの言葉に『主役力』という造語があります。この世に生まれてきて、人生の主役は私です。誰も他人が自分を幸せにしてくれたりしません。だから、自分で自分の幸せをつくり、自分で主役になって幸せにならなければならないのです」と熱く語るのです。

渡辺さんは渡辺さんで「他人が何と言おうと、自分が正しいと思う価値観を作ること。あくまでも、それは、自分を主軸に考えること。他人に影響されることなく、自分で考えること。決して、マイナス思考をしてはいけない。いつも、前向きにプラス思考でなければならない。もし、ネガティブな感情が押し寄せてきたら、否定するか、消し去ることです。考えないのです。常に頭の中にはプラスの思考でいっぱいにしなければならないのです」と強調するのです。

さらに、佐々木さんは「人生に失敗はない、と思っています。失敗は次の成功のためのステップで、学びの1つです。私たちを気づかせてくれるのですから、これほど有難いことはありません」とも言うのです。

ラジオで一度聞いただけで、メモもとらなかったので、正確にその言葉を再現したわけではありませんが、如是我聞。

もちろん、これらの言葉に私は大いに元気づけられました。