日経編「シャープ崩壊」

旅順港口が一望  Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

 久しぶりに洛中にお住まいの京洛先生からお電話がありまして、「渓流斎さん、ブログは毎日続けなければいけませんよ。更新を待っている人が大勢いますからね」と、激励されているのか、奨励しているのか、分かりませんが、まあ、何事もなくても、一応更新してみんべえかなあ、という気持ちになってきました。

 それに、皆さんご存知の松岡総裁から、「気分転換に」(笑)貴重な写真を送って下さいますから、やはり、ブログの内容とは全く関係ないいつもの通り、更新して写真を使わせて頂くことになった次第です。

 ロシア軍要塞  Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

 しかし、最近は全日勤務となり、会社には9時間籠もり、通勤の往復に3時間かかりますから、1日のちょうど半分の12時間を仕事に取られているわけです。自宅に帰ってきて、夜、またパソコンと睨めっこするのは正直疲れてしまいますので、この辺は情状酌量の程、相お頼み申し上げ奉る次第で御座います。

 二百三高地  Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

 というわけで、今日は別に書くことはありませんが、久しぶりに腹が立ったというか、ムッとしましたね。まだ、人間ができていない証拠です(苦笑)。

 帰りのバスで、自分が降りる停車場に着いたので、出口に向かったところ、前方に座っていた20代後半ぐらいの若い女性が、座席から傘を床に落とすではありませんか。まあ、こちらも通り道ですから屈んで拾って彼女に手渡したところ、全く表情も変えず、さも当然のような顔つきで、御礼の一言も言わないんですからねえ。全く無言、無表情でした。

 今時の若いもんは…と言えば、老人の繰り言になってしまい、私はまだ若い素敵なおじさまなので、応えが返ってこないので、ハッとはしましたが、「何も言わないのが、流行しているのかな」と独りごちてバスを降りたわけです。

 すると、足先が地面に着いた瞬間、何か嫌な気持ちになり、ムッとしてしまったわけです。世間知が低いといいますか、どういう育てられ方をしたか分かりませんが、社会常識がないなあ、と大人げもなくムッとしてしまったわけです。

 いっそのこと、木枯らし紋次郎のように「あっしには関わりのねえことで」と言って、無視すればよかったかなあ、と思ったりしたわけです。

 乃木保典少尉戦死の場所  Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

 今日は不思議な人から久しぶりにメールが来まして、「今、帯広にいます」と連絡がありました。北海道大好き人間のO氏でした。

 彼の場合、仕事で出張しているのか、遊びで旅行しているのか、よく分かりませんが、「今から帯広名物豚丼を食べに行きます」と来たものですから、私も暫く食べていないので、豚丼が食べたくなってしまいました。坂東のチェーン店でも豚丼は食べられますが、やはり、帯広が日本一でしょう。豚丼の発祥地でありますからね。

 ところで、今読んでいる本は、日本経済新聞社編「シャープ崩壊」(日経出版)です。これまた、同僚の杉田君から借りて読んでおります(笑)。

 まだ100ページも読んでいませんけど、「シャープ崩壊」は、人災だったんですね。全ては、四代目社長のM氏と49歳の若さで五代目社長になったK氏との間の確執といいますか、人事抗争が背景にあったようです。こんなこと、普通に新聞を読んでいては、さっぱり分からなかった話です。

 四代目と五代目の抗争とは…。裏社会とおんなじじゃありませんか。びっつらこきましたよ。

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