「It’s 展」と嬉しいコメント third edition

 片岡画伯作品

もう、既に皆様お気づきのことと存じますが、タイトルに後にある○○edition というのは、本で言えば、初版とか3版とか、もしくは刷みたいなもので、それだけ書き換えたということになります。

例えば、昨日の「上田正昭著『帰化人』」は「25th edition」ですから、25回も書き直し、訂正加筆したということです。昨日は、日曜日でしたから、丸一日、こんなブログのために、他に何もできず、休みを潰してしまったということです。

まず、固有名詞で大間違いがあったので、すぐ手直ししましたが、扱った内容が、タッチーなイッシューになっていたものですから、弁解の余地がないほど隙を見せてしまっては、攻め込まれてしまいますから、何度、書き足したりしたものか。。。

これでも、どこからの助成金もなく(笑)、奉仕の精神でやっているのですから、草臥れ損になってしまっては、本当に泣きっ面に蜂ですからね。

そんな中で、驚いたことに「くんろくK3」という方からコメントを頂きまして、本当に嬉しゅうございました。陰の努力が報われたと思いましたよ(笑)。

「ごぶさたしております」とのコメントでしたが、正直「あれっ?どなた様でしたっけ?」といった感じです。K2はヒマラヤ山脈の山ですし、K9はワンちゃんのことなので、大体想像はつきますが、K3となると…。あっ!もしかして、KNさんかな?と思ったりしてます。

いずれにせよ、コメント本当に有難うございました。K3さんの仰る通り、渓流斎は、半年間ほど、世を忍んで、黄泉の世界に行っておりましたので、お久しぶりです。今後とも宜しくお願い申し上げます。

 米澤画伯作品

さて、西方の浄土から、本日4月18日夕に、東京は銀座の渋谷画廊(老舗とんかつ屋「梅林」二階)で「It’s展」のオープニング・パーティーがあるので、楚々のないよう、ご挨拶するように、との伝令が舞い込んできましたので、小雨の中、ほんの少し覗いてきました。

昨年の「It’s 展」のオープニングにも顔を出しましたので、およそ1年ぶりです。そこでは、懐かしい旧友にもたくさんお会いすることができました。眼帯のお仙、焼津の半次、彦作村長・実は加須仙人、北欧の騎士、首都紙芝居のお安といった面々です。

最初の写真の片岡画伯の作品は、昨年、彼女自身が大変な事案があった中、大変な思いと苦労をなさって製作された「脳内フローラ」という作品でした。もう一つは、タイトルは忘れましたが、黄泉の国が描かれていました。意外にも片岡画伯は、表面的にはお元気な様子で、「去年は、臨死体験しましたからねえ」と冗談ともつかぬような話を軽くされておりました。

もう一人の米澤画伯の作品は、コラージュでしょうか。タイトルの中に「ホレス・シルバー」と書いておきながら、彼は登場しない不思議な作品です(笑)。ご自身の20歳のときの自画像も隠されていて、遊び心満点の作品でした。米澤画伯には、昨年、小生の個人的な事案で色々と御相談に乗って頂いたりして、大変なご迷惑をお掛けしてしまいました。

画廊の市瀬支配人とも1年ぶりにお会いしました。3年ほど前に京都でご一緒して、京洛先生と3人で鍋を囲み、随分豪快な人だなあ、と感心した方でした。まあ、こうして皆さんと再会できて、生きててよかったですよ。

同展は24日までですので、お戯れを。