嗚呼、大地震で甚大な被害、熊本、大分が… third edition


「支援」のため、行列ができた東京・銀座の「熊本館」

熊本・大分大地震が起きて、もう、そろそろ1週間も経ちます。

このブログで、地震について触れなかったのは、未だ地震は、現在進行形であり、触れなかった、というより、触れることができなかったからです。

これでも、小生のご先祖様は、九州出身なので、九州には親戚も住んでおりますし、まさに身につまされる思いで、情勢を見てきました。余震も含めて、想像も絶する700回以上もの揺れがあったらしく、もう限界に近いのではないでしょうか。

色んなニュースが飛び込んできます。その度に胸を痛めてます。

実は今、人身事故のため帰宅する電車が止まってしまい、吹きさらしのプラットフォームで、1時間半以上も立って待たされているのです。

寒いし、きつい。

でも、熊本・大分の被災者の皆さんと比べれば、大したことはないでしょう。

風邪の病み上がりですが、もう少し頑張ります。

そもそも、日本列島は、ブヨブヨの豆腐の上に乗っかっているようなものです。いつ、どこで、地震があるか分かりません。そんな危険な所に、よくもあんな危険な原発を稼働するものです。

今回の地震源の熊本のすぐ近くに川内原発があり、皮肉にも日本で唯一、此処だけが稼働しています。大丈夫なんでしょうかね?震源が鹿児島方面に移っているという話も聞きます。

と、思ったら、駅の目の前にあるビルの◯階に九州電力の東京支社があるらしく、何処の団体か分かりませんが、かなりのボリュームで、川内原発稼働反対のシュプレヒコールを鳴物入りでやっています。あ、歌も唄ってます。

人間は、矛盾した我儘な動物です。お腹も空いてるし、寒いし、気分も良くないしで、正直「うるさいなあ」と声に出したいぐらいです。駅員さんの案内も聞きづらい。サイモン&ガーファンクルのように「早く家に帰りたい」(苦笑)。

でも少しいい話もありました。森田拳次さん、ちばてつやさんら漫画家が、熊本のマスコットキャラクターであるくまモンを使って、応援メッセージを送っていることです。

森田さんの代表作「まるでダメ夫」を知っている人は少ないかもしれませんが、彼らしいシャレで「クマモンがクマっている 助っ人にいくベア」と書き、怪我をして包帯を巻いているくまモンに、森田さんとちばさんらしき人物が助けに行くところを描いています。

いずれも、著作権の関係で、このブログに掲載できませんが、「森田拳次 くまモン」とかで検索すれば出てくると思います。

なお、「渓流斎日乗」別冊もやっています。本編は、毎日更新することはできないかもしれませんが、別冊は写真中心なので、ほぼ毎日更新しております。
http://plaza.rakuten.co.jp/keiryusai/diary/?ctgy=3 ⇦「渓流斎日乗」別冊