しつこ過ぎる勧誘電話

 000532 中国の写真 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

昨日のは「犯人」が分かりました。例の「075」という京都の市外局番から始まる不審の電話のことです。

やっぱり、セールスの電話でした。昨日、とても忙しいときに、電話がかかってきました。

以前、無料セミナーに当選した、ということをこの渓流斎ブログで書いたと思います。

「くじ運の悪いこの私が、競争率の高い抽選に当たるのが不思議」と書いた例の胡散臭いセミナーです。

やはり、胡散臭かった(笑)。

結局、当日は、Kさんの病院のお見舞いなどがあり、セミナー会場には足を運びませんでした。つまり、欠席。キャンセルです。

それなのに、勧誘の電話をかけてくるんですからね。

あっ!と思いました。つまり、奴らは単に、個人情報を集めていたんですね。住所・氏名・年齢・職業・電話番号・年収・家族構成…その他もろもろ。。。可能な限り、むしり取ってやろうと。。。

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「無料セミナーの目的は、いかがわしい商品を売りつけることだ」と「お金に強くなる!」を書いた山崎元さんは、喝破していましたが、「早く言ってよ~」てな感じです。

もう既に、敵さんに個人情報を握られてしまいました。もっと早く知っていれば、応募なんかしなかった。それに、セミナーに参加さえしていないんですから、まさに、やらずぼったくり。(下品ですんません)

酷いことに、敵は一人ではなく、もう一人というか、もう一団体組織おり、「03」の東京番号から始める輩から、ほぼ同じ忙しい時間帯にセールスの電話がかかってきました。

これからまた、他に電話がかかってきたら、きっぱり断るつもりです。

うまいことに、今のスマホはよくできていて、不都合な、不審な電話番号は、簡単に「着信拒否」することができるようになっているんですね。これはいい。

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名古屋にお住まいの海老付羅江先生は、最近、多くの「迷惑メール」に悩まされているそうです。詳しい事情は分かりませんが、変ないかがわしい無料セミナーに申し込んだんでしょうかね?(笑)

迷惑メールも迷惑電話も資本主義の宿命なのかもしれませんが。

ややこしい人間とは関わるな

伊太利亜ヴェニス

昨晩は、自ら「渓谷堂」と呼んでいる立派な(笑)自宅書斎に戻ってスマホを見たところ、「075」から始まる電話番号の着信歴がありました。

おやおや、市外局番075と言えば、京都です。もしや、京洛先生からかな?と思いましたが、京洛先生なら住所録に登録してますから、お名前が出るはずです。

誰だろう?と思いつつ、そのままにしていたところ、ちょうど、タイミング良く、本物の京洛先生から電話があり、やはり、違うということが分かりました。

最近、渓流斎も用心深くなりましたので、コールバックはやめました。勧誘かもしれないし、詐欺かもしれないし、余程の用があるなら、また掛かってくるでしょう。
伊太利亜ヴェニス

昨日は、警察庁が、刑法犯罪が14年連続減少し、戦後初めて100万件の大台を割った、と発表して鼻高々のご様子でありやんした。

まあ、誠におめでたい話ではあります。しかも、殺人など重刑犯罪が減ったということは、市民の安全・安寧には心強い限りです。

とはいえ、軽犯罪は減少しているのでしょうかね?新聞を読むと相も変わらず、オレオレ詐欺の事件が載っております。昨日も、埼玉県に住む70代の女性が、4400万円も詐欺に遭ったニュースが出ていました。

大変失礼ながら、よくぞそんな大金をお持ちだことと感心してしまいました。

同時に、いつもよくあるパターンで、息子を装った男からの無心で、お金を渡してしまったということですから、この本物の息子は、嘸かし、普段から電話の一つもかけないんだろうなあ、と想像してしまいました。

普段から、情報を密にしていたら、未然に防ぐことができたのではないだろうか、というのが私のような素人の考えです。

伊太利亜ヴェニス

で、昨晩、私がコールバックしなかったのも、「君子危うきに近寄らず」という格言に従ったまででした。

ネットも、詐欺まがいの変なサイトには近づかない。もう近寄ってくるおねえちゃんは、お金目当てだということはハッキリしているので、近づかない。(笑)

トラブルになるような人間とは関わらない。

そう言えば、京洛先生の口癖は「ややこしい人間とは関わらない。関わるから痛い目に遭うのです。だから、関わらないのが一番です」でした。

確かに名言です。

天下り国家礼賛

伊太利亜ヴェニス

文部科学省の高級官僚が、定年後に早稲田大学教授のポストに天下ったとして、改正国家公務員法に違反するのではないかと大騒ぎです。

文科省トップの事務次官の辞任にまで発展しました。

でもねえ、と私なんか思います。

官尊民卑が伝統の日本社会で、そんな類いは、数多過ぎて、21世紀になろうが、変わることはないのでは、と思ってしまうのです。

むしろ、早稲田大学の教授になりたければ、文科省に入りなさい。銀行の頭取になりたけりゃ、財務省に入りなさい。日本には素晴らしい天下り制度があります。と、子供たちに教えるべきなのでは?(あと、NHKの会長になりたければ、三井物産に入って偉くなりなさい、という格言もありました)

私が、その不都合な真実を知ったときは、もう手遅れでしたが…。

伊太利亜ヴェニス

天下りについて、マスコミの追及が甘いのは、朝日新聞、日本経済新聞、NHKといった大手メディアがしっかりと私立大学に天下りしているからなのでしょう。あ、天下りというのは間違いですね。横滑りでも何でもいいですが。(あと、メディア出身者には、テレビの奥様番組のコメンテーターというポストもありました!)

メディア関係を受け入れている大学は、桜美林大学、上智大学、東洋大学などが有名です。

独立した言論人であるはずの作家を受け入れている大学は、高橋源一郎さんらの明治学院大学、島田雅彦さんらの法政大学などが世間では知られています。

彼らは果たして博士論文でも書かれたんでしょうかね?

その筋の業界では、大学のポストのことを枠があるとかないとか言うそうですね(笑)。

伊太利亜ヴェニス

私立大学とはいっても、いわば民間企業みたいなもんですから、経営の根幹である教職員の採用は、正当な商行為なので、他人がとやかく言う筋合いではありません。経営のために人寄せパンダも必要なんでしょう。

監督官庁である文科省に気配りすることも、伝統的慣習です。

天下りなんて、奈良平安の律令制の時代から、あったことでしょう。

何か問題でも?です(笑)。

問題があるとすれば、あたしも高級官僚になればよかった、という嫉妬、羨望問題ですよ。

終わった人間には、もう関係ありませんけどね(笑)。

あれから40年…

さきたま古墳公園

綾小路きみまろの決まりセリフに「あれから40年…」というフレーズがあります。

昨晩は、その奇妙な40年に気が付きました。

40年前、学生だった私は、色んなアルバイトをしました。中でも鮮烈な記憶として残っているのが、出版卸しの作業工場です。

もう今ではなくなったと思いますが、当時、東京・飯田橋の駅近くに日販の工場がありました。出版社から集まってくる書籍や雑誌を梱包して、全国の本屋さんなどに配送する現場でした。

雑誌なら30冊くらいを1単位として、硬い油紙のような紙に包み、非常に硬いプラスチック製のテープで、機械で一瞬にして梱包する単純作業でした。

雑誌などは、ベルトコンベアで流れてきて、休む暇もありません。皆んな黙々と作業をしています。学生バイトは、梱包された雑誌を所定の位置に運んだり、補助的な仕事を担当しました。

これを見て、チャプリンの映画「モダンタイムス」を思い出しました。チャプリン扮する労働者は、ベルトコンベアから流れてくる部品のネジを締めるだけの単純作業で、疲れて休んだりすると、次の人に影響が出て大変。何しろ、大型スクリーンで経営者が時々監視したりします。

公開は、1936年です。何と、2・26事件が起きた大昔です。考えてみたら、私もその流れ作業を体験したのは、今から約40年前の1976年だとすると、そのちょうど40年前に当たるではありませんか。

1976年に若者だった私は、その40年前の1936年の出来事は、戦前の大昔のことで、当時と繋がりはなく、戦前と戦後ことなので、遠い過去の出来事で、全く断絶したものだと誤解しておりました。

それがどうでしょう。

さきたま古墳公園

歳月を経たとはいえ、今から40年前に体験した流れ作業は、鮮やかに思い出すことができます。名前は忘れましたが、40歳代後半と思しき、髪の毛にポマードを付けてオールバックし、少しキザっぽい、遊び人のような労働者。そんな人が、昼休みになると、おにぎり二つを食べて、長椅子に寝っ転がって熱心に新聞を読んでいた姿をありありと思い出すことができます。

「あれから40年…」となると、自分が生まれる前と生まれた後では感覚が違うということなんでしょうか。

最近、作家三島由紀夫の未公開秘蔵インタビューテープが見つかったということで話題になっていますが、この中で三島は面白いことを言ってます。

生まれる前は、死は外側にあったのに、生まれたら、死は内側に入ってきた、と。

三島らしい繊細で鋭利な表現です。

この三島の記事を読んで、40年前の若い頃、そのまた40年前の自分が生まれる前のことに思いを巡らしたわけなのです。

鬼才のパフォーマンス

忍城

畏友末岡武彦氏から、自作自演のパフォーマンスがSNSを通して、送られてきました。

「パフォーマンス・ナンバー1」 ??こちら

パフォーマンス・ナンバー2」 ??こちら

ちょっと、目が怖いところもありますが、彼は怖い人ではありません(笑)。

ジョークが通じる良い人です。

千鳥ヶ淵

末岡氏の短いコメントもあります。

…やっと、YouTubeの自作自演のライブラリーが充実してきました。完璧な演奏ではないですが、誤解無く、精神の共有が出来ると思います。19世紀以来のフレデリック・ショパンといった自作自演家を目指しております。貴方のブログに冷かしではなくて、真面目に宣伝して頂ければ幸いに存じまする。…

緊張しますねえ。ついに、渓流斎ブログも、宣撫活動の一翼を担うことになりました。

まあ、世界の人気ブログ(?)ですから、多くの皆様方がアクセスして下さることでせう。

漢字の不思議

皇居

私は、全く中国語が出来ないのですが、漢字には「一文字一発音」の原則があるらしいですね。

例えば、「高」なら「がお」といった調子です。

(以下も含めて、間違っていたら、コメントで修正お願いします。)

それなのに、日本では、色んな読み方があります。

例えば、「明」なら、「みょう」「めい」「みん」といった感じです。

これは、実は、日本に漢字が輸入された際の発音そのまま、という説があります。

古い順に、「呉音」(飛鳥時代)、「漢音」(平安時代)、「宋(唐)音」(鎌倉時代)と呼ばれ、「明」を例に取れば、「みょう」が呉音、「めい」が漢音、「みん」が宋音となるわけです。

記紀によると、日本に漢字を伝えたのは、渡来人の王仁で、6世紀のことと言われています。

この頃、同時に仏教も入ってきましたので、文字という書き言葉は、お経が原点だったのでしょう。

そのせいか、「利益」は呉音で「りやく」と読み、漢音で初めて「りえき」と読むようになります。

宋音は、鎌倉時代の禅宗の留学僧が持ち帰ったと言われ、「行脚」(あんぎゃ)とか、「普請」(ふしん)などといった読み方をするようになります。

「行」は、呉音で「ぎょう」、漢音で「こう」でしたから、「あん」などと読むこの飛躍に当時の日本人の頭の良さには感心します。「行灯」(あんどん)もそうだったのでしょうね。

「和尚」は、呉音で「わじょう」、漢音で「かしょう」、宋音になって、やっと「おしょう」となります。

乾門

そこで、中国では「一文字一発音」ではなかったのではないかという疑問が生じます。

しかし、それは、地方によって、同じ漢字でも全く読み方が違っていた、ということで説明がつくことでしょう。

それに、中国には56もの民族が住んでいますから、中国4000年の歴史を見ても、漢民族以外に、モンゴル族や女真族など、漢民族から見ての異民族が支配した時代も長かったわけですから、それはそれは、色んな発音が飛び交ったことでしょう。

あれだけ広大な大陸ですから、地方同士では同じ中国語でも、言葉が通じなかったと言われます。実際、現代の中国人に聞きますと、北京語と広東語は、フランス語とドイツ語以上に言葉が違うといいますからね。

まあ、我国でも江戸時代は、薩摩藩と津軽藩の人は、全く言葉が通じなかったものと思われます。文字なら通じたでしょうが、現代人の私も、聞いただけでは分かりません。

漢字と言えば、日本人は優等生です。

中国に千年間も植民地支配されたベトナムは、独立後、漢字を捨てました。韓国朝鮮も漢字表記することは稀です。

それに対して、日本人は明治になって、「哲学」「科学」「経済」など考案し、中国が逆輸入するほどでした。

皮肉にも、「民主主義」も、「領土」も「領海」も日本人が欧米の書物から苦心してつくった言葉なんですね。ヒトは、概念から言葉をつくりますから、中国人にはない発想だったのかもしれません。

ポイント囲い込み運動

伊太利亜ヴェニス

山崎元著「お金に強くなる!」本では、競馬は娯楽としてやってもいいが、クレジットカードは使うな、と戒めておりました。

何でかあまり詳しい理由は書いてませんでしたが、一つは「いらない余計な買い物をしてしまうから」らしいのです。

けど、クレジットカードやプリペイドカードは、リボルビングなどという詐欺商法に引っかからなければ、現金だけ使うより、ポイントが貯まって還元されるので、その点だけは、いいのではないでしょうか?山崎先生?

伊太利亜ヴェニス

先日、もう何十年も会社の給料の振込み取引銀行にしていた田舎銀行のATMで、通帳がなくて、カードだけでお金を降ろしたら、紙切れにこの銀行には何とかクラブとかあって、私にもポイントが貯まっていることが初めて分かりました。

今まで、通常ならATMでも通帳を使って降ろしていたので、そんなポイントがあるなんて知らなかったのです。

早速、紙切れに書いてあった何とかクラブに電話して、ポイント還元の仕方を教えてもらい、iPadで事務手続きをしたところ、約1カ月後、今利用している通販のポイントに振り込まれていることが今朝、分かったのです。

長年のポイントが貯まっていて、約8000ポイント=8000円ですから、馬鹿にできませんよ、奥様(笑)。

さて、これで何を買おうかしら? iPadのキーボードにしようか、iPadの携帯用カバーにしようか? あっ!いずれも買ってしまったところでした。(笑)

本でも買おうかしら。

勿論、ポイントを発行する敵さんの真の狙いは、馬鹿な消費者を囲い込み、お金を使わせることだということは充分に分かってます。

ええ、騙されたと思って、8000ポイントを有効に使わせてもらいますよ、大統領。

キネマ旬報の謎

伊太利亜ヴェニス

本日は、単なる個人的な日記です。

昨日は、Kさんの御見舞いに御茶ノ水にある杏雲堂病院まで行ってきました。

この病院は、明治15年に佐々木東洋によって開業された歴史のある病院でした。

京都からお見えの京洛先生、うまずいめんくい村の赤羽村長との3人で訪れ、この後、神保町まで歩き、ナウいアベックで人気の「ラドリオ」でお茶でもしようかと思ったら、アッジャッパーでした。そのまま、そこから歩いてすぐ近くの「さぼうる2」に行くことに。隣の「さぼうる」は、名物ランチを求めてお上りさんの長蛇の列でした。さぼうる2では、朝からビール。

この後、有名な艦長さんと合流し、お昼を食べに江戸前の「神田 餃子屋」へ。黒豚餃子、野菜餃子、酢豚、焼飯などなどにビール、酎ハイで、お腹いっぱい。これで1人2000円は安い。

伊太利亜ヴェニス

帰路、省線御茶ノ水駅近くのミルクホール「デリフランス」で、食後の紅茶。私はアッサムを所望。432円。

博覧強記の京洛先生から、何の繋がりか、キネマ旬報の社長も務めた上森子鉄(かみもり・してつ)の話になり、「白黒戦争」?なるものを初めて聞きました。

上森子鉄(1901~89)とは?
別名上森 健一郎。金沢市出身。大正2年、松ケ枝尋常小卒。大正・昭和期の編集者。キネマ旬報社長。日本競馬新聞協会会長。
苦学しながら大正8年、菊池寛の通い書生となる。昭和2年「文芸市場」を創刊。文芸資料研究会にも参加し、性文献の刊行に貢献。戦後、キネマ旬報社社長、現代評論社取締役も務めた。また、三菱グループなどに影響力を持つ総会屋としても活躍した。

と、ありますね。上森は「大物総会屋」としての方が有名ですが、本人は、鎌倉商工会議所の会頭を務めたりしたため、「自分は総会屋ではない」とキッパリと否定していたようです。

キネマ旬報は、1919年に今の東工大の学生によって、創刊された日本で最も古い映画誌です。戦時中の1940年に戦時統制のため休刊しますが、50年に復刊します。

今では、「キネマ旬報ベストテン」などが斯界の権威となり、清廉なイメージがありますが、1977年、いわゆる「キネマ旬報事件」が起きます。当時の白井佳夫編集長(後に映画評論家)が、ルポライター竹中労の連載モノ「日本映画縦断」の掲載を巡り、打ち切りを宣言する上森子鉄オーナーと対立し、編集長を解任されるのです。

伊太利亜ヴェニス

ところで、私の住む自宅アパートは、ベランダの目の前が竹林で、京都のように大変風情のあるということで、非常に都心から離れて不便な所ながら、居住することにしたのですが、それが、昨日、あっという間に、この風光明媚だった竹林が全て刈り取られてしまったのです。

どうやら、持ち主の地主さんが、相続税対策として土地を手放さなければならなくなったものと推測します。この地主さんは、とても良い方で、このアパートに引っ越す前に、「竹林をそのまま保存されるかどうか」尋ねてみたところ、「売るつもりはありません」と応えてくれたので、もう四半世紀以上前の大昔ですが、引っ越す決断をしたことを覚えています。

恐らく、御主人が他界されたのでしょう。だから、「竹林は売らない、と言ったのに、話が違うんじゃないですか」などと言うつもりはありません。ただ、風情もない宅地になってしまうのが残念ではありますが。

でも、この竹林が伐採されたせいで、視界が随分開けました。驚いたことに、こんな田舎なのに、これまで竹林に隠れていたスカイツリーが見えるようになったのです。

スカイツリーから自宅は見えませんが、へーと思ってしまいました。

のれん会

伊太利亜ヴェニス

昨晩は、東京・内幸町にある高級料亭の隣りの大会議室で、「カレーを食べる会」が開催されまして、昔の古い仲間が参集しました。

大分宇佐から八幡先生がお出ましになり、先生の鶴の一声で集まったのが、怒髪三千丈の老若男女30人は超えていたと思います。

凄い集客力です。

中には、随分ご無沙汰している人もおり、3年ぶりか、5年ぶりに会ったというのに、もう数十年に渡って懇親してきた仲ですから、そんなブランクなど感じさせず、すぐ打ち解けるのが昔の由みのいい所です。

石川啄木ではありませんが、昔は顎で使っていた友が皆んな偉くなってしまい、今ではすっかり立場が逆転しまいました(笑)。

内館牧子「終わった人」です。

とはいえ、かなりの極秘情報を仕入れてきましたぜ、旦那。

世の中にはまだまだ知らないことが多く、新聞やテレビや、ましてや、ネットなんぞには出てこない、それはそれは、えっ?と驚くほどの超機密情報というものがあり、そういった情報は全て「口コミ」によって、インナーサークル内だけで伝わるものだということが、今回も分かりましたよ。

まあ、街の商店街の「のれん会」みたいなもんです。経団連だの、新経済政策委員会だの、商工会議所だのと大上段に構えていようと、所詮、内実は、内々の「のれん会」なのです。

さて、極秘情報とは、どんなものでしたかって?いやはや、やはり、残念ながら、ネットには出てこないんですよ(笑)。

荒れるトランプ相場

伊太利亜ヴェニス

ちょっと前に流行った言葉を使えば、「想定内」といった感じでしょうか。

アメリカの次期大統領に決まっているトランプ氏が昨日、何とニューヨークの自宅で、初めて記者会見に臨み、早速、トランプ氏の「ロシア疑惑」を報じていたCNNの名物記者を面罵するなど、「アメリカ・ファースト」どころか、「自分ファースト」に終始したため、機関投資家らもソッポを向いてしまいました。

NYダウは、下落して、同盟国日本もドルが売られて円高となり、お陰さまで、株安と相成りました。

ま、想定内ではありますが、この異様事態が、このまま、地獄へと真っしぐらに進むのか、反転するのかどうかについては、まだ、誰にも分かりません。

伊太利亜ヴェニス

私は、昨晩は、動画(笑)ニュースを見ておらず、活字から得ただけの情報ではありますが、トランプさんは、記者に対して、「お前の質問は受け付けん。イカサマ野郎」とか何とか相当噛み付いたようですね。

新聞の静止画(写真のこと)を見ると、吠えているように見えます(笑)。

でも、トランプ氏のロシア疑惑とは何ぞや?

日本の新聞では「性的関係」なぞとオブラートに包んで、さっぱり分からなかったので、米メディアを本当にざっと見たところ、以下のようなことらしいことが分かりました。

伊太利亜ヴェニス

??2013年にモスクワで開催されたミス・ユニバース・コンテストで、トランプ氏は審査員として、モスクワの高級ホテルに滞在し、其処で、高級娼婦と一夜を共にした。(ロシア当局によるハニートラップ)

??2016年夏、トランプ氏は、モスクワでロシアの高官と面会した。(内容の詳細は不明)

勿論、トランプ氏は昨日、そんな疑惑は全面否定しました。「俺は潔癖症だからな」と理由まで説明しています。潔癖症は、英語でgermophobe
。バイ菌恐怖症てことですね(笑)。
とはいえ、私も1月8日の渓流斎ブログ「スリーG機関=トランプ新政権の実体」で書いた通り、次期国務長官のティラーソン氏(エクソンモービル元会長)、次期商務長官のロス氏(ウォール街の再建王)らロシアと密接な利害関係を持った「親ロシア派」をトランプさんは多く「入閣」させております。

トランプ氏自身も、ロシア企業に投資しているのではないかという観測や、トランプ氏の顧問弁護士マイケル・コーエン氏の義父が、プーチン大統領と親しいモスクワの不動産王ではないかといった疑惑もあります。(ABCは否定)

これらの情報は、民主党によって雇われた英国人のスパイによって齎され、同時にかつて共和党の大統領候補だったジョン・マケイン上院議員にも渡り、マケイン議員は、それらの極秘情報をFBIに提供したと言われております。

なるほどね。

日本のメディアだけでは分からなかった話でした。