全く個人的なことなので、読んで戴かなくても結構です…

全く個人的な話なので、偶然、このブログに辿りついた方や、私のことを知らない方は、読んで戴くなくても結構です…。

正直に書きます。

昨日、11月18日の夕方、私の父が亡くなりました。79歳でした。
私自身、人生で一番影響を受けた人なので、精神的衝撃と深い悲しみに襲われました。
世間的には取り立てて業績を上げたわけではない一般庶民でした。先の戦争に従軍して生き残り、戦後は国鉄職員から、航空管制官に転じて、まあ、国家に奉職した人といえば、そうでしょう。

私から見れば父は、非常に家族思いで、何しろ、勉強家でした。主に文学、歴史、宗教、焼き物などの芸術関係でしたが、政治経済の最新の舞台裏など、どこから仕入れてくるのか、色んな話をしてくれました。

そんな父も3年ほど前から、序々に心身ともに衰弱し、この春からほぼ寝たきり状態となりました。愛する肉親が、日々日々、痩せ衰えていく姿を見るのは、胸が張り裂けそうで、本当に辛いものがありました。遠く離れて暮らしていてはなおさらです。

実は、このブログをはじめたきっかけも、そんな不安と心痛から逃れたいがために、気休めに始めたのでした。ですから、大変身勝手だとは思いつつ、全くプライベートなことをさらけ出してしまいました。

亡き父に捧げたい。

どうも有り難う御座いました。
本当にお疲れさまでした。
私はあなたの息子として、この世に生を受けて誇りに思っています。
どうか、天国でゆっくりお休みください。

合掌

笑いは世界を救う 

M氏から手紙が来ました。

中に、いっぱい「お笑い」が詰まっていました。

一応、M氏にブログでの引用の許可をお願いしたので、ここに、再録させていただきます。(まだ、許可の返事は来ていませんが…)

21世紀に残したいサラリーマン川柳…

・「プロポーズ あの日に帰って 断りたい」

すご~く、よく分かります! 歴史に残るブラックジョークだと思います。

・「耐えてきた そういう妻に 耐えてきた」
・「まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる」

これを出すと、引用者の置かれている社会的状況がばれてしまいます。

・「人が減り 給料減って 仕事増え」
・「逆らわず いつも笑顔で 従わず」
・「コストダウン 叫ぶあんたが コスト高」
・「『早くやれ』 そういうことは 早く言え」

まあ、サラリーマン、OL川柳ということで、よく分かりますね。

最後に、主婦代表

・「痩せてやる コレ食べてから 痩せてやる」
・「ブリはいい 生きているだけで 出世する」
・「宝くじ 馬鹿にしながら 根は本気」

さあーーーー。コメントで、皆さんの面白い川柳を募集します!

我は、と思う方は、どしどし、コメントしてください!!!!

そこんとこ宜しく。

1:29:300 

今日聞いた話です。

1:29:300

これは、1つの大きな事故が起きるまでには、29の小さな事故がすでに起きていて、はたまた、その前に「ひやっとした」「危なかった」という事故すれすれの事象が300も起きていた、という確率の話です。

今年4月、死者107人、負傷者549人を出したJR西日本の福知山線の大事故にしても、それまでに最低29個の小さな事故が発生し、報告されなかった事象も300くらいはあったということです。

これは、ハインリッヒの法則と呼ばれ、「労働災害の確率」として広く知られているようです。

2:6:2

という数字もよく聞かれます。

どんな組織も10人のうち、2人は優秀で、その組織を支え、6人は平均で、例えば企業なら可もなく不可もなく給料分は働いてくれる。残りの2人はいわゆる「給料どろぼう」で、はしにもぼうにもかからない。
そこで、「給料どろぼう」の2人を辞めさせても、やはり、残った8人の中で、2:6:2の割合で、「優秀」「普通」「落第」の区分けができるといった話。

これは「定理」なのか「真理」なのかわかりませんが、結構、どこの世界にも当てはまります。

皆さんの周囲はいかがですか?

矢沢永吉語録 

ロックのスーパースター矢沢永吉が、ネットのインタビューで自分の若い頃を振り返っているのを見て、妙に勇気付けられてしまいました。

「20代は精一杯悩んでいい。俺も20歳のころは、金もなく、このまま流されて消えてしまうのではないかという不安であがいていた。でも、不安の中で、怖くて怖くて、逃げようとすると、必ずしっぺ返しがくるもんだ。人生、辻褄が合うようになっているんだよ。怖くて逃げたくなるんだけど、目をそらさない方がいい。『俺は上にいきたいんだ』『サクセスしたいんだ』と逃げないで真正面を向いたらいい。不安や恐怖も必ず過去になるから」

自分のことを「ヤザワは」と自称する彼独特の「永ちゃん節」はここに再録できないのが残念ですが、今、苦しみのどん底にいる人には、20代でなくても、励みになるのではないでしょうか。

自分なりにまとめるとー。

・現実から逃げてはいけない。(苦悩はいずれ過ぎ去る)
・When there is life, there is hope.(生あれば希望あり)

奪われる日本 

たった一つの論文を読みたいがために、710円を払って雑誌を買いました。今月の「文芸春秋」です。

読みたかったのは、ノンフィクション作家の関岡英之氏の『米国に蹂躙される医療と保険制度 奪われる日本―「年次改革要望書」米国の日本改造計画』という論文です。

「ついに簡保120兆円市場をこじあけた米国の次なる標的は?我々の健康と安心が崩壊する」という前文(リード)から始まります。

関岡氏によると、簡保、つまり簡易生命保険制度は、民間の生命保険に加入できない低所得者にも保険というセーフティネットを提供することを目的として大正5年に創設されたもので、ビジネスというよりは日本社会の安全装置だといいます。この簡保120兆円を米国の保険業界が狙っているというのです。郵政民営化の本当の狙いです。120兆円といっても、サミット参加国カナダのGDPより大きいのです。

保険は、毎月決まった金額の保険料を長期に渡って支払うことができる顧客が対象となるため、国民の大多数がその日暮らしの発展途上国では市場そのものが成立しえない。従って先進国に限られ、米国、日本、英国、独、仏の5カ国のみで世界の保険市場の8割近くを占めるそうです。

「簡保乗っ取り」の話はまだ序の口で、米国の本当の狙いは「健康保険」だ、というのが筆者の見立てです。

そういえば、2000年を前後して日本の中堅・中小の生命保険会社が相次いで外資に買収されたとして列挙しています。

例えば、
「東邦生命」⇒GE(米)⇒AIG(米)
「千代田生命」⇒AIG(米)
「協栄生命」⇒プルデンシャル(英)
「日産生命」⇒アルミテス(仏)
「日本団体生命」⇒アクサ(仏)
といった感じです。

最近のテレビCMでいかにも元気がいいのが、名前は出しませんが外資系の保険会社です。背景にこんな事情があったのかと納得しました。

詳しいことは本文を是非読んでください。

「三丁目の夕日」★★★★

話題の映画「Always 三丁目の夕日」(山崎貴監督)を見に行ってきました。自分自身も昭和三十三年の東京にタイムスリップしたような感じで大いに泣いて、笑いました。
原作は西岸良平の漫画「三丁目の夕日」。小学館のコミック雑誌に1974年から連載開始したということですから、もう30年以上も熱心なファンに支えられています。単行本も50巻くらい出ているらしく累計で1400万部に上るというのですから、驚きです。

いい映画を観ると、人にしゃべりたくなるのですが、この映画は本当に何でもしゃべりたくなるほど面白かったです。主演は、三流作家の茶川竜之介役の吉岡秀隆、「鈴木オート」の社長、鈴木則文役の堤真一、その妻トシエ役に薬師丸ひろ子、居酒屋「やまふじ」のおかみ石崎ヒロミ役の小雪と、芸達者がそろいましたが、子役が本当にいい。鈴木オートの一人息子、一平の小清水一輝、淳之介の須賀健太ら本当に驚くほど自然な演技で、思わず感情移入してしまいました。

ストーリーを明かすのは違反なのでやめますが、昭和三十三年の東京の下町、夕日町三丁目の商店街が舞台で、青森から集団就職で、一人の少女、星野六子(堀北真希)が自動車修理工場の「鈴木オート」にやって来るところから物語が始まります。東京タワーが建設中だったり、力道山のプロレスに興奮したり、当時の時代背景が濃密に描かれています。

CG技術の進歩で、昭和三十年代の上野駅や蒸気機関車などが再現されて、本当に感心してしまいました。山崎監督の御手のもので、これらの技術を最近、VFX(visual effects)というらしいですね。三、四年前に見た「スパイ・ゾルゲ」で戦前の銀座などがCGで再現され、驚いてしまいましたが、今回は、変な言い方ですが、CGとは思えないくらい精巧でした。

昭和三十年代に子供時代を送った私としては、この映画は涙なしでは見られませんでした。「懐古趣味」と言われれば、胸を張って「その通りです」とお答えします。子供時代が楽しかったのは、高度成長期という時代が面白かったのですね。今日はお家に冷蔵庫が入った、今日はテレビ、明日は、自動車を買った…と本当に、毎日が充実していた気がします。

長くなるので、この辺でやめますが、我が家に初めて車を買った日を覚えています。父親が買った「スバル360」で、本当に中古で、すぐエンストしていました。3万円くらいだったのでは。

いずれにせよ、昔は「邦画は洋画に劣るのではないか」という変な脅迫観念に駆られていたのですが、この映画を見ると、派手なアクションと大袈裟なドラマ仕立ての作り物の薄っぺらい洋画なんて大したことがないと、確信できました。感動の度合いが違うと言っていいでしょう。

邦画製作関係の皆さん、大いに自信を持ってください!

電磁波の恐怖 

昨日のN氏の話の続きです。

N氏は、天然ガスの話から急に話題を変えて、「電磁波問題は、今のアスベストより怖いですよ」と言うのです。

どういうことかと言いますと、電磁波は放射能を浴びているのと同じだから、ガンにかかるリスクも大きい。これから、十年、二十年経って、アスベストの被害者のような人が現れると、予言するのです。

特にIH(電磁誘導加熱)調理器が危ない、というのです。日本の場合、巨大な電力会社があり、その下に電気メーカーがぶら下がっていて、盛んに電化製品のコマーシャルをする。確かに便利だ。しかし、電気製品の電磁波が人間に及ぼす障碍については、一言も説明しない。これはおかしい、とN氏は声を潜めるのです。

ガスの方が安全なのに、ガス会社は零細なので、CMを打つお金がない、ともN氏はこぼしていました。IH調理器が普及しているのは、日本ぐらいで、外国では健康に対する安全性が疑問視されて、それほど売れていないというのです。

たまたま、11月12日付の毎日新聞が生活欄で、「IH調理器の電磁波は大丈夫?」という特集記事を掲載していました。本当に偶然は重なるものです。それによると、市民団体「ガウスネット・電磁波問題全国ネットワーク」は「IH調理器に10~20センチまで「近づいた場合には、ガイドライン(国際非電離放射線防護委員会が作った「1平方メートルあたり40ミリアンペア以下」)を超える値を測定した」として、消費者にIH調理器を使わないように呼びかけているそうです・

これに対して、首都大学の多氣昌生教授は、IHのリスクは「たばこや食生活などと比べれば、注意する優先順位はかなり低いと思う」と発言しています。

この記事では、「低周波の磁界」が国際がん研究機関(IARC)がランク付けした「発がん物質」の中で「グループ2B(発がん性があるかもしれない物質)」の範疇に入ったことで、不安要因の一つなったことも紹介しています。このカテゴリーには、低周波の磁界のほかに、コーヒーやワラビも含まれています。ちなみに、最も高い発がん性の物質であり「グループ1」には、たばこ、ダイオキシンのほかに、あのアスベストが入っています。

N氏は、2003年3月発売の『暮らしの手帖』3号が電磁波問題を取り上げたところ(「IHクッキング・ヒーターはどこへ行く?」)、数日で完売して書店から消えた話を教えてくれました。もちろん、熱心な読者だけが買ったわけではなく、電力、電気会社関係の人が世間の目に触れさせないようにして、買い占めたとうのが専らの噂です。

そういえば、パソコンもかなりの電磁波を放射しているそうです。道理で気分が悪くなるはずです。

そろそろ、この辺でやめます。

壮大なプロジェクト 

帯広から札幌に向かう特急列車「スーパーあおぞら」の車内で、偶然、N氏と席が隣り合わせになりました。
N氏は、普段はこちらからの話を黙って聞いてくれているだけで、寡黙な人ですが、この日ばかりは、実に饒舌でした。何しろ、帯広から札幌までの2時間半、一人で喋りっぱなしだったのですから。

それは、実に壮大な話でした。

N氏は、ガス会社の社長さんです。これから、札幌にある経済産業省の分庁に天然ガスの免許の申請に行くところでした。

帯広市内の都市ガスを来年か、再来年に天然ガスに切り替える予定なのです。N氏によると、日本の都市ガスの普及率は、6割くらいで、都市ガスと言うくらいですから、大きな市にしかガスは通っていません。北海道の十勝を例にとれば、20市町村ある十勝は人口が36万人くらいですが、ガスが通っているのは人口が17万人いる帯広市とその周辺の町ぐらいです。他の町村はプロパンガスを使っています。全国に、ガス会社は220社くらいあるそうです。

壮大な話とは、ロシアのサハリンにある天然ガスを北海道までパイプラインで引いてこようという計画です。サハリンの天然ガスの埋蔵量は、60年くらいあるといわれます。ロシアは世界でも有数の天然ガスの産出国で、シベリア辺りにある天然ガスをヨーロッパまでパイプラインで引き、第2次世界大戦中でも敵国ドイツなどにもガスを売り、外貨を稼いでいたというのです。

サハリンつまり樺太の南端から稚内まで、わずか40㌔です。その稚内から旭川の間にある名寄市に天然ガスのパイプラインの中継基地を作るところまで、話は進んでいるそうです。主体は国ではなく、民間のジョイントヴェンチャーで、丸紅や三井物産のほか、エクソンやテキサコなどの外資も入るそうです。将来、苫小牧までパイプラインを引き、さらに、海底から本州までパイプラインを通す目論見だそうです。大きな本流のパイプラインを引けば、もちろん、札幌や帯広や釧路などに支流として張り巡らせることができます。

天然ガスの利点は、何と言っても、価格の安さだそうです。パイプラインで引けば、現在のガスの3分の1の値段で消費者に提供できるそうです。目下、天然ガスは、零下160度まで圧縮して液化ガスにして、船や車で輸送していますが、パイプラインにすれば、輸送コストが掛からないので、大幅な経費削減になるそうです。
それに、二酸化炭素を排出しないので、環境問題の解決にもつながります。

将来の不安材料は何と言ってもエネルギー問題です。政情不安定な中東の石油にばかり頼ってはいられません。原子力も放射能漏れ事故などの不安があります。そんな中で「天然ガス」は救世主になるというのです。

車もタクシーや自動車学校などで使う「営業車」にガソリン車を使っていては、とても採算が取れません。現在、ガソリンは1リットル130円まで高騰していますが、ガスなら60円と半額以下です。N氏は、自動車学校も経営していますが、ガス車にすれば、年間500万円から1000万円の削減が期待できると踏んでいます。

サハリンから苫小牧までパイプラインを引くのに、経費はわずか2000億円だそうです。IT長者なら、簡単に捻出できそうです。新幹線や高速道路を作るより安上がりです。エネルギー代が安く済めば、景気が低迷している北海道にも工場を誘致できると、N氏は期待しています。

まさに、国家的、歴史的大プロジェクトです。

実に壮大な話を聞きました。

一、十、百、千、万

一日健康法があるそうです。
ご伝授します。

一日一回
手を合わせてご先祖さまに感謝すること。(今、なに不自由なく生きていることを感謝してください)

一日十回
笑うこと。(これは分かる)

一日百回
深呼吸すること。(私は寝ている時、無呼吸状態になっていることがあるようです)

一日千個
文字を書くこと。(パソコンでは駄目なのでしょうか…)

一日一万歩
歩くこと。(最近、そんなに歩いていないので、気をつけまあす!)

スピリチュアル 

高野山大学が「スピリチュアル学科」なるものを創設する話を聞きました。
スピリチュアルとは「霊性」とか「霊的」という意味です。果たして学問になるものかどうか…。
ネットで調べてみると、来年4月から「スピリチュアルケア学科」と「密教学科」を創設すると書いてありました。ご興味のある方は、高野山大学のホームページを参照してください。

今日、拝聴したM先生の講演で、M先生は「スピリチュアルというのは、私は魂に近いと思う。人は死んだら、肉体は滅びるが、魂は宇宙に帰っていく。ロボット工学の糸川英夫先生の真空理論によると、真空とは宇宙全体のプラスマイナスゼロの状態で、肉体を持った生きた魂はプラスだが、死んだら、マイナスの魂に帰っていき、プラスマイナスゼロになる」といったようなことを急に話したので、驚いてしまいました。

「人の2、3歳の頃の記憶とは、前世に覚えていることだ」とM氏は続けました。

スピリチュアルを研究している人、もしくは興味を持っている人はどうして皆、こうも同じような発言をするのか不思議です。これだけ、同じ説が行き渡っているとしたら、せめて、学問として、理論として確立していたらなあ、と思いました。

そういう意味で、高野山大学にとても興味を持ちました。この歳では無理かなあ?