サクラとは

伊太利亜ヴェニスにて

【コメント】

あんらまあ、です。

またまた、誰方様なのか「unknown」(読み人知らず)なので、分かりませんが、コメント投稿誠に有難う御座いました。

しかし、よくよく読みますと、何か、私が誰かに宣撫活動として書いてもらったみたいですねえ(笑)。

それとも、自分がなりすまして書いた?

ブー。まさか、です。

正真正銘、私自身、預かり知らないことです。勿論、サクラでも何でもありません。

サクラと言えば、語源が何処から来るのか分かりませんが、20年以上昔、東京は新橋駅前の通称汽車ポッポ広場でよく見かけたサクラさんが今でも忘れません。

今はどうか分かりませんが、あの汽車ポッポ広場は、終戦の焼け跡闇市の名残りがほんのかすかに残っている歴史的遺産のような所で、テレビ開業早々の昭和30年代は、プロレス中継が生放送された所でしたね。

そこでは、一瞬にして店仕舞いして退去できる怪しげな露天商がポツポツとあり、よく人だかりが出来ていました。

今でも忘れられないのは、時計商です。スイス製の高級腕時計を看板に、パンチパーマのおじさんが「特別なルートで仕入れてきたこの高級腕時計。本来なら50万円のとこ、ええい、今日は、出血大サービスだあ、5000円で負けとく。どれもこれも、好きなだけ持っていけー」と香具師口上を並べていました。

しかし、その程度で、客は動きはしません。

「分かった、分かった。今日のお客さんだけは、特別だ。ウチに帰ってかあちゃんから怒られるけど、ええい、3000円でどうだ!これ以上は…」

といったところで、間髪入れずに客の一人が「へえ、そりゃ安い。買うよ。これ(女物)と一緒に2個買ってやるよ」と、同じようなパンチパーマの初老のおじさんが、ヴィトンのセカンドバックから、大金を覗かせて、一万円札を出すのです。

その態とらしい台詞。グルのサクラだということが子どもでも分かってしまいます(笑)。

それを証明するかのように、翌日は、売り手と買い手がそっくり入れ替わってましたからね(笑)。

ところで、昨日書いたカジノ法案ですが、本当に近いうちに成立してしまいそうですね。

全く為政者のやりたい放題です。

これでは本当に、「腎臓売って来い」「目ん玉売って来い」のサラ金業者と、これを背後から操るメガバンクの天下ですよ。