世の中異国人だらけで変わった

伊太利亜ヴェニス

今年も押し迫ってきました。もういくつ寝るとお正月、です。

嗚呼、でも、お正月に凧を揚げたり、駒を回したりする光景はいつの間にかなくなってしまいましたね。

子供たちの遊びは、専ら電子ゲームでしょうか。

出版界は今年も大幅な減収減益で、漫画雑誌の売り上げでさえ、全盛期の半分に落ち込んだという記事が出ていました。「少年ジャンプ」なんかは、一時期600万部完売とかいう話を聞いたことがありますが、勿論、激減したことでしょう。人気漫画の「こち亀」とかいう作品が終了したことも原因の一つとか言われてますが、子供たちは、もう漫画にさえロマンを求めず、醒めてしまったんでしょうか?

日本の風景と言えば、本当に変わりました。特に、外国人の姿を多く見かけるようになりました。

伊太利亜ヴェニス

日本を代表する東京・銀座は、欧米人だけでなく、中国、韓国、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナム、バングラデシュ、インド、チュニジア、スリランカ…と観光客だらけで歩く隙間もありません。

これでも、私は銀座は半世紀にわたって変遷を見てきましたが、これ程、外国人で溢れているのは、進駐軍時代(あ、生まれてませんでした)以来かと思われます。

しかも、ここ5、6年ではなく、ここ1、2年の出来事だと思います。つまり、3年前はこんなに異国人で溢れていなかったということです。

世界的にそれ程景気が良くなったとは思えないので、理由は何か分かりません。考えられるとしたら、あ、中国人の爆買いがありました。それと、東京五輪を控えて、関心や興味が高まったからでしょうか。

私は、銀座の通りは、遊びではなく、通勤で使って急いだりしているので、正直、公道を占拠している異国人には閉口することがあります。

それに、本当につい1、2年前には見かけたことがなかったのに、電車の中で、ちょくちょく赤ちゃんを連れた中国人かフィリピン人か、シンガポールか、アジア系の家族を多く見るようになりました。赤ちゃん連れで観光するわけありませんから、日本に住んでいるのでしょう。

まあ、こんなことを書くと、「お前は、トランプか」「ゼノフォビストか?」と糾弾する人がいることでしょうが、昨日まで鎖国していたんですから、しょうがないすよ。

個人的には、真田幸村も知らない異国人とは話も合わないだろうなあ、と控えめに思っているだけですけど。