埼玉県稲荷山古墳
日本人はよくゲンを担ぐ民族だと言われます。そういう私も、大したことはありませんが、ゲンを担ぐ方だと思っています。
非科学的なイメージがありますが、結構、欧米人もやっているようです。
例えば、朝起きてベッドから降りるとき、右足から先に降りるとか、靴を履くときは、右足から最初に履くとか、です。そうすると、1日無事平穏に暮らせるというのです。
英語で右はright 、左はleftですが、このrightには、正義とか正しいという意味もあります。
ということは、leftは、その残った余り物という意味もあるのでしょうか?
鶏が先か、卵が先かーのような話ですが、正しい方が右になったのか、右だから正しいのか分かりませんが、もうローマ帝国時代から、右足から先に靴を履くとか、というゲン担ぎはあったようです。左は不吉と思われたフシもあります。
いやはや、これは思想信条の話ではありませんよ(笑)。
◇ドゥテルテ比大統領、お次は何を?
本日25日、フィリピンからとかく世界中に話題を振りまいているドゥテルテ大統領が来日します。
中国では、「アメリカと決別する。軍事的に。経済的に」と発言して、中国から、当初の8000億円の目論見から2兆5000億円もの巨額の借款を引き出したヤリ手の国家元首です。
南シナ海問題をフィリピンは棚上げしたので、中国も余程気を良くしたのでしょう。
ドゥテルテ大統領は、どうやら反米主義者というより、嫌米主義者のようです。学生時代、華やかだったベトナム戦争の反戦運動を行っていたとか、市長時代に、FBIによって自治権を侵害されたとか、色んなことが積み重なって、そういう思想信条を持ったようです。
また「麻薬撲滅」を隠れ蓑に、犯罪者だけでなく、自分の政敵者まで碌な裁判をかけずに粛清しているのではないかという噂もあります。
しかし、国民の支持率は80%を超えるとかで、政治家としてはなかなかしたたかです。
米国との同盟を強固にする日本の現政権は、こんな凄腕の大統領とどう対峙するのか注目してます。