ついに、やりました!

 Bravo!

 

 

個人的なことですが…と、もったいぶって言いますが、ついにやりました!

念願の超難関国家試験に合格しました!今日、発表がありました。

これで、私も胸を張って「通訳案内士」と名乗ることができます。

長かったですねえ…

七転び八起き…いや…七転八倒の苦しみでした。

 

今、明かします。

 

このブログの熱烈な読者はお分かりだと思いますが、昨年7月と11月に突然、理由を告げることなく、それぞれ二週間くらい「休筆宣言」したことを覚えていらっしゃるでしょうか?

そう、必死で試験勉強していたのでした。

 

これまで、受験しても受験しても何度も何度も落ち続けました。もう、駄目じゃないだろうかと思ったことが何度もありました。

諦めー意地ー居直りー達観

最後は、もう破れかぶれでした。

 

でも、今回合格できたのは、「運が良かったから」としか言いようがありません。本当にラッキーでした。直前になって自分で学んだことや教授してもらったことが、試験問題にそのまま出てきたのです。何か目に見えない運命めいた力が導いてくれたとしか言いようがありません。

 

この年齢で、諦めることなく挑戦し続けてきたことは、自分でも誇れることだと思います。普通だったら、とうの昔に諦めています。

 

同時に、皆さんにも励みになったと思います。なあ~んだ、朋之介ができるんだったら、俺にもできるわい。

 

そうです。皆さんもどんどん挑戦してください。

 

そして、この試験がどれくらい難しいか、実体験してみてください。

 

 

 

 一足先に桜が咲きました…

 

一期一会という言葉の重み

朝ラジオを聴いていたら、途中からで、どなたが発言していたのか、詳らかではないのですが、どうやら精神科医の方で、よく人のことを「お天気屋」とかいいますが、やはり、「人間は天候に左右される」といったようなことを話していました。

例えば、低気圧が近づくと、曇りや雨などの曇天になり、気分が落ち込む。それは、空気中の酸素の濃度も低くなり、自律神経にも影響するというのです。

高気圧はその逆ですね。

ですから、曇天の日が多い日本海側、特に秋田などの東北で、自殺者が多いのは、天候と関係があるというのです。

確か、温暖な宮崎、沖縄あたりな自殺率が少ないのでしょうね。

天候に左右されて、気分が落ち込んだ時は、体をよく動かして、深呼吸をして、酸素を多く取り入れた方がいいとアドバイスしていました。

なるほど!と思いました。

今朝読んだ新聞で一番面白かったのは、毎日新聞の「記者の目」でした。大阪社会部の広岩近広さんの書いた「元上司に学ぶ晩年のスタイル」という記事です。広岩さんが駆け出し時代の鳥取支局長だった小林宏行さんのことを書いています。小林さんは、広島で被爆経験があり、運よく助かりましたが、一緒に暮らしていた祖母を亡くしました。学徒動員で軍需工場に出かける時に祖母から「暑いのに、ご苦労やな」と声をかけて見送ってくれたのに、小林さんはろくな返事をせずに出て行ったことを「生涯消え去らない悔い」というのです。

その後の、小林さんの人生のモットーは「一期一会」です。

私も、この言葉の持つ深みと重みを忘れかけていました。

皆、誰でも一期一会なのです。明日はどうなるのか、誰にも分かりません。

そう思えば、小さな人間関係でクヨクヨすることなく、本当に毎日、人とは誠実に接することだけを願うものです。

私も少しは吹っ切れた気持ちになりました。

腹立たしいジョン・レノン

公開日時: 2008年1月29日

 

先日会った日刊ゲンダイ敏腕記者林さんは、ビートルズの来日公演5回のうち、「俺は2回も行った。証拠のチケットの半券もまだ持っているよ」と聞かされ、驚き、羨ましくなり、ついには尊敬してしまいました。

 

私は自他共に認められているかどうか怪しいビートルズ・フリークだからです。

林さんは、団塊の世代で、若い頃、スウエーデンに留学し、そこで知り合ったスウエーデン人の女性と結婚しましたが、最初に彼女に掛けた言葉が

Do you like Beatles?

だったそうです。格好いいですね。

林さんは、今でも、ジョン・レノン・ミュージアムに年に数回は行くというジョン・レノン・ファンです。

 

ジョンといえば、先日、友人から「ジョン・レノン 120の言葉」(ディスカバー)を貸してもらいました。ジョン・レノンの歌詞やインタビューで語った際の言葉が収録されています。これまで、どこかで読んだり、聞いたりしたことばかりでしたが、一つだけ、知らなかった、気になる言葉がありました。ジョンの言葉ではなく、最初の妻シンシアとの間に生まれた息子ジュリアンの言葉です。

「悲しいけど、僕はジョン・レノンという人間をあまり知らなかったんだ。僕のことをほったらかしてにして平和や愛を熱心に説いている父親の姿を見ると、腹立たしかったよ。平和も愛も僕のもとへはやってこなかったからね」

橋下大阪府知事

 大阪府知事に、タレント弁護士の橋下徹氏=自民党府連推薦、公明党府本部支持=が初当選しました。

38歳。現職知事としては、全国最年少です。3男4女の子沢山です、昔は普通でしたが。

この人、立候補前に「200パーセント、(大阪府知事選には)出馬しない」と言って、前言を翻しております。

また、かつて、「日本は核武装するべきだ」「日本は徴兵制を復活するべきだ」と発言したり、「日本人の買春は中国へのODAみたいなもの」と発言したりしております。信念の人です。自らの思想信条を語ったのでしょう。その後「現実的には難しい」と前言を翻したりしていますが。

消費者金融の商工ローン「シティズ」の顧問弁護士を5年間務めたことがあります。

それでも、人の心の痛みが分かり、庶民派の為政者を自認しております。

So,What? ですか?

世の中、平気で嘘を付く人がいます。(ねえ、Iさん?)

平気で約束を反故する人もいます。(ねえ、Sさん?)

人を裏切っても平気な人もいます。

それでも、ちゃんと、ぬかりなく、如才なく、立ち回っている人がいます。(ねえ、T君?君のことだよ)

・・・・・・

でも、音楽はいいですね。好きな音楽を聴くと、ほんの少しだけ、世の中の嫌なことを忘れられます。

皆さんにも、お奨めします。

豊かさの探求

  昨日は、「信長の棺」でベストセラー作家になった加藤廣さんのお話を聴きに行きました。講演会ではなく、小さな勉強会で、参加者は20人もいなかったでしたが、本当にもったいなかったです。今の加藤さんなら2000人くらいの中ホールでも簡単に満員にさせることができるからです。

 

「豊かさの探求」がテーマでした。これは、加藤さんが、サラリーマン時代の20年前に書いた本に加筆したものです。加藤さんは時代小説で世に出る前に十五冊ほど、経営コンサルタントとして本を書いてきましたが、この本が一番愛着があったそうです。

 

この本は昨年、新潮文庫から出ていますので、ご興味のある方は是非読んでください。

 

昨日の話で一番印象深かったのは、現在、「格差社会」が問題になっていますが、昔はそれどころではなかった。今の日本は、世界一格差が少ないというのです。

つまり、現在、新卒社員の初任給が20万円。社長は160万円。8倍の格差です。

しかし、昭和5年の新卒社員の年俸は1500円で、社長は16万円。つまり100倍以上の格差があったのです。

明治新政府の俸給に17階級あり、最高が三条実美の1500円、最低の巡査が12円と千倍以上の格差があったということです。12円の巡査が貧民だったかというとそうではなく、ちゃんと1軒家を持ち、女中を使い、才覚があれば二号さんも持てたというのです。

なぜ、戦後、こんなに格差が少なくなったかというと、GHQの政策の影響だったそうです。累進課税を強化し、富裕税をかけ、日本の金持ち階級を一掃してしまったというのです。

豊かさの探求ですが、人生の豊かさで大切なことは「MIT」なんだそうです。マサチューセッツ工科大学のことではありません。Mはmoney (お金)、Iは intelligence(知性)、 Tは time(時間)で、それらの掛け算で豊かさは決まるというのです。お金や知性だけあっても駄目です。時間がなく、つまり、ほとんどの時間を仕事に取られ、日本人のサラリーマンの多くは家庭崩壊の危機にさらされています。

「仕事に人生を入れるな。人生に仕事をいれなさい」というのが、加藤さんはアドバイスでした。

もっと、知りたい方は、本をお読みくださいね。

【追記】皆さん、コメント有難うございます。お一人お一人に御礼を述べることができないので、茲で感謝申し上げます。

果たしてどちらが正しいのか?

 網走刑務所

 

 

 

私は、まあまあ、ラジオを聴く方なのですが、先ほどは、口笛太郎さんという口笛吹きの方が出演しておりました。本職はどこかの会社員で、アフター5と土日等の休日に趣味を生かして、昨年はCDも出されたそうです。セミプロと言ったらいいのでしょうか。

 

口笛さんのプロフィールは知りませんが、「サラリーマンも40歳を過ぎると、自分はもう、取締役どころか、部長にもなれないことが見えてくる。そうなれば、会社では会社の仕事はしっかりやるけど、それ以外の時間は自分に使いたい。皆さんも、会社にいれば、会社人の顔、家庭にいれば、親父の顔になっているかもしれませんが、一番、ホッとできるのは、一人でお風呂に入っている時とか、トイレに入っている時かもしれないじゃないですか。私は、だから、こうして緊張のない休みを生かして音楽活動をしているのです」とおっしゃっていました。

 

どうやら「緊張しない」ことが、メリットのような発言でした。緊張していては、本来の力を発揮できないというのです。

 

ところが、先日、聞いた方の発言はまるっきり正反対だったのです。

 

何か、成し遂げたければ、「緊張しろ」と言うのです。プロ野球日本ハムの前ヘッドコーチで、現在、米大リーグ、ロイヤルズ特別コーチの白井さんという人でした。

白井さんによると、毎日の練習でも、手を抜かずに緊張しなければ、いざ本当に緊張を強いられた時に本領を発揮できないというのです。ですから、普段の練習の時でも、「これが、優勝が掛かった日本シリーズの9回裏の守りだぞ」と言いながら、守備練習させたそうです。その結果、本番でも、その緊張感が持続されて、実際、二〇〇六年に球団としては44年ぶりの日本シリーズ優勝を勝ち取っています。

「緊張するな」というのも、「緊張しろ」というのも、ケースバイケースでどちらとも正しいのです。

ですから、どんな人でも、発言の自由があり、全く正反対の意見があるのです。

しかし、正反対の意見がどちらとも正しいと、困ったことが起きます。

例えば、「胃腸の健康のために乳製品を摂るのはよくない」という医者がいれば、「乳製品は、どんどん食べるべきだ」という医者もいて、我々としてはどっちを信じたらいいのか迷ってしまうのです。

「判断力を養え」と言われても、こればかりは、三十年も四十年も食べ続けなれば結果が分からないし、個人差もあるし、結局、死ぬまで分からなかったりして、よく分からないのです。

「言ったもん勝ち」なんでしょうかね?(だから、私のような人間でも、不特定多数向けにブログを書いたりできるのかもしれませんね)

どなたか賢明な方、アドバイス(コメント)をお願い致します。

人生に楽なし

皆さん、色々とコメントを有難うございます。全員にお礼を述べるときは、こういう場合、便利ですね。

先日、東京新聞に出ていた「人生相談」がここ数日、どういうわけか、最近ちょっとついていない私の心の支えとなって、何度も読み返しています。回答者は俳優の浜畑賢吉氏です。

全文引用したいのですが、そういうわけにはいかないので、ほんの少し抜粋します。

往年の青春ドラマで正義感の強い青年を好演していた浜畑氏は、こう述べます

「…楽なことばかりの人生なんてありません。

俳優で恵まれた人など一握りです。言いたくはないのですが、私も常に悩み苦しみと戦いながら、生き残ってきたのです。…」

何と正直なお答えなのでしょうか!私は、本当に感動すらおぼえました。

俳優といえば、皆からチヤホヤされて、高額のギャラをもらい、豪邸に住み、何でも自分の思い通りになる…。世間が考える俳優像はそんなものではないでしょうか。

しかし、浜畑氏は、俳優業は夢を売るのが商売なので、そのイメージを壊してはいけない、と心の中で自戒しつつ、現実の厳しさを正直に吐露しているのです。さらに、こう言います。

「…どんな社会にいても、苦しいこと、嫌なことなど、鬱になる状況はたくさんあります。俳優はそもそもが躁鬱病的、あるいは統合失調症的な傾向が強いものです。しかし、そのままでは仕事になりませんから、その都度踏ん張って、自分の心を軌道修正しているのです。つまり、自分の心をある程度操作できるから俳優をやっていられるのです。…」

うーん、この言葉に私は大いに勇気付けられました。

人間の悩みについて

 

 

昨日、このブログを休んだのは、社内の人間関係で、あまり愉快でないことがあったからクヨクヨ悩んでいたためでした。

人間の悩みの80%は、「人間関係」なんじゃないかと私は睨んでいます。最近、家庭内で殺人事件が多いのも、その一種です。家庭は人間生活を営む最低の単位であるし、会社や組織も、人間生活を支える最低限の単位なので、どんな人間でもそれから逃れて生きていくことはできません。霞を食べて生きていける仙人なら別ですが…。

 

よく「話せば分かる」と言います。しかし、その相手は、全く、話が通じないのです。自分が正しいと確信しているので、聴く耳を持たないのです!全く根拠のない自信で満ち溢れ、こちらを見下し、非常に失礼な態度をとるのです。

 

そんなことがあったものですから、言葉が通じなければ、それ以外の手段を選んでもいいのではないか、とか、だから、世の中、諍いや戦争がなくならないんだ、とか、突拍子もないことばかり考えてしまい、悶々としてしまいました。

 

本当に嫌な奴で、殴ってやろうかと思いましたが、暴力沙汰にならなくてよかったと思っています。そういう詰まらない人間と同じレベルに堕ちなくてよかったと思っています。関わらないのが一番です。生活のために接触しなければならなければ、悠久の宇宙の時間からみれば、瞬きするほど一瞬です。我慢すればいいのです。

 

そんな時、こんな言葉に出会いました。英国の哲学者バートランド・ラッセル(1872-1970)の言葉です。

 

「人は、自分以外の人間や国家や信条を嫌悪しなければ、幸福を感じることが少ない」

 

彼がいつ発言したのか分かりませんが、1970年に亡くなっているので、それ以前であることは確実です。

 

まるで、予言だとは思いませんか?「9・11」以来、キリスト教とイスラム教の「文明の衝突」が叫ばれたり、拉致問題があったり、この私のように、ゴミ粒のような低次元のレベルで、他の人間を嫌悪することによって精神の安定を図ったり…。何か、心を見透かされたような感じで、ドキッとしてしまいました!

だから、皆さんも毎日、どんな嫌なことがあっても、じっと耐えて我慢してください。決して、言葉も含めて暴力に訴えてはいけません。たとえ相手が理不尽であってもです。負けるが勝ちです。

NHK不祥事

うーん、NHKの不祥事に関しては困った問題ですね。

 

インサイダー取引にしても、最初は大したことはないと思っていたのですが、段々、分かったところによると、勤務中に特ダネニュースを読んだ岐阜放送局記者と水戸放送局ディレクターと報道局制作記者の三人が、放送局内やわざわざ自宅に帰って当該の株を売買して、それぞれ、44万8千円、51万4900円、9万8千円の売却利益を得たというのです。

まさに、放送前のニュース逸早くを知ることができる立場を利用した「抜け駆け」ですね。批判されても仕方がないことです。事前にニュースを閲覧することができるのは局内に5000人もいるということなので、インサイダー取引をしたのはわずか三人だけ?と勘ぐりたくなります。橋本会長も辞意を表明するほど重大な事件です。

私はそれより、NHKのドラマ撮影で、千葉でロケした際に、ドラマの設定場所が岡山県なので、バックに映る車のナンバープレートを架空の岡山ナンバーに車のオーナーに断りもなく張り替えた事件の方が唖然としてしまいました。罪の重さは断然こちらの方が軽いのですが、事の重大さには変わりがないと思います。「天下のNHKなら何をやってもいい」という傲慢さが見え隠れします。

車の持ち主は自分のナンバープレートが張り替えられていることを知らずに自宅に帰ってしまい、NHKは放送と警察を通して持ち主を探すという「おそまつ」付きです。

ドラマには「演出補」など沢山のスタッフを抱えているはずで、何で、本人に確認しなかったのでしょうかね。ロケ先の学校関係者に許可を取ったということですが、車の持ち主まで確認すべきです。最後の詰めが甘い。スタッフは、ギャラの高いタレントの御機嫌を伺うのに忙しかったのではないかと邪推したくなるほどです。

このニュースはNHKでも放送していましたが、事実関係を淡々と伝えているどころか、「車の持ち主がナンバープレートが張り替えられていることに気付かずに帰宅した」と、まるで、車の持ち主が不注意を犯したようなニュアンスに捉えかねないような報道の仕方でした。

それが気になったので、わざわざ茲に書くことにしました。

「できる人の勉強法」

 

 

公開日;2008年1月8日

TOEIC990点満点、英検1級、通訳案内士、国連英検特A級等を取得している予備校講師・安河内哲也氏の「できる人の勉強法」(中経出版)によると、結局、勉強(特に語学学習)とは、「反復」と「繰り返し」に尽きるそうです。

彼の言う「反復」とは、スパイラル方式で、寝る前に一度覚えたことを翌朝に復習したり、忘れた頃に何度も「メインテナンス」を行ったりすることです。こうすることによって、記憶が定着します。

 

ドイツの心理学者エビングハウスが1885年に発表した「忘却曲線」というものがあります。

一度覚えても、ヒトは、30分後にその40%を忘れ、

一日経つと、66%忘れ、

3日後は75%、

30日後は80%も忘れてしまうというのです。

つまり、1ヶ月経つと、わずか20%しか脳に残っていないのです。

 

それでも、試験に合格するためにはとにかく暗記しなればなりません。

年を取るとなかなか覚えづらくなってきますが、彼によれば、ほんの4、5回で覚えられなくても諦めてはいけないというのです。10回どころか、50回、100回と何度も同じことを「繰り返し」て暗記するしかないというのです。

それには「音読」が一番だそうです。

机に向かって覚えていてはすぐ飽きてしまうので、まず、立って音読、次に座って音読、今度はCDなど耳から覚え、もう一度音読して、今度は身振り手振りを使って音読していく。

こうしてやっと「身に着く」といいます。

私自身、誰もが認めない神童でしたが、一度ざっと見ただけで、教科書も洋楽の歌詞もすぐ覚えられたものです。しかし、今ではさすがに、5回でも覚えられません。いや50回でも無理でしょう。100回やってやっと覚えられるという感じでしょうか。彼の理論は正しいです。

スポーツの能力もそれが身に着くまで、平均17・3年掛かるそうです。誰の説か、ラジオで聴いただけなので、聞き漏らしました。

イチローも5歳くらいから、毎日のようにバッティングセンターに通いつめて、同じようなことを「繰り返し」「反復」練習し、やっと、20歳を過ぎた頃に華が咲きました。

彼が、同じ味のカレーを毎日7年間も食べ続けることについて、私は以前「変質狂的」と書きましたが、決して悪い意味で書いていません。一種の才能なのです。単調な同じことを反復できるというのは才能なのです。同じカレーを7年間食べられる才能があるから、一流の野球選手になれるのです。普通の人なら野球の練習にしろ途中で飽きて投げ出して大成しません。それは芸術の世界でも、職人の世界でも同じでしょう。

「反復」と「繰り返し」を飽きずにやり遂げた人だけが成功するのです。